はい。
一晩たって、昨日14日のウィキッド1周年記念(わたしにとって)観劇のことを書こうかと。
書こうかと朝から思っているのですが、どうにもこうにもうまい言葉がでてきません。観劇レポートとか、苦手だし。どうしよう。
とりあえずコモモにマフラーを編んでみました。
けっこう、似合う。
*
書きます。
※注意※
相当長くなる上、わたしの主観なので、全然客観的じゃないですよ。
偏見と妄想も織り交ぜてお伝えします。
かなり盲目的なので、ちゃんとしたレポートが書けません。てか私には観劇レポートってものが書けないんですよ。でも、記念に(なんの?)
えーと、初めてリハーサル見学会なるものに参加しました。
今までは、絶対絶対絶対リハーサル見学はしない!と決めていたのです。
だって、夢が壊れるんじゃないかと思って。
エメラルド・シティの住人たちはエメラルド・シティの住人であってほしいし、ジャージ姿なんて見たくないよーう。と。
が、行きました。
ちょうど一周年(しつこいようだけど私にとって)のこの日に開催されるというのもアレだし、もうここいらで行っておくか! みたいな。
どえらく緊張しました。
まず、ロビーで質問を紙に書きます。それから番号で呼ばれた順に、会場へ。
廊下で、「大嫌い!のシーンです」と説明を受けました。
えーーーー。あのシーンをーーーーとか思っているうちに、劇場へ。
まるで新しいアトラクションに乗る前のような気分。
扉の奥、ステージ上でアンサンブルの方々が踊っていらっしゃるのを目にした瞬間、
「帰ろう」
と思いました。なんか、緊張して。踏み込んではいけない領域に、と。神の領域に、と。
けれども列が流れるがまま、座席へと移動します。
客席で、ジャージの男性がステージに向かってマイクで指導されています。優しい声です。私は演劇や舞台の世界を知らないので、もっと
「ここはこーしろと言っただろうが!!」
みたいな罵声が飛び交っているのかと思っていました。うわー、違うんだ。
ジャージの男性のちょうど後ろに座るとき、うわわわーと思いました。
この声。この声。この声は。
大好きな王子(フィエロ=北澤裕輔さん)ではありませんか!
緊張する・・・・。
ステージを見ると、ジャージ姿の人々がよく観るあのシーンを歌い踊っています。
うわー(こればっかり)。
人間だったんだ・・・・。
これで夢が壊されるのでは、という懸念は吹っ飛びました。
かえって魔法の力に輪がかかった。
こ、この人たちが化けるの?! あれを魅せてくれちゃってるの?! うっそだー、みたいな。いやこれ魔法だよー。と。「ウィキッド」のまねをするのがあまりにも上手な人間界の皆さん、という感じです。伝わりますでしょうか、このニュアンス。もう口をあんぐり開けて見てしまいました。
オリンピック選手を間近で見ました。
という気分です。
さらに観ていると、北澤王子の前方、ステージ前に二人の女性の影。
すぐ分かりました。
善い魔女グリンダを演じる沼尾みゆきさんと、もうひとりは、あの(略)。
*
途中で、沼尾さんが北澤さんを振り返りました。なんか言ってます。
どうやら指示があるようです。
「では沼尾先生から・・・・」
と、北澤さんがマイクを譲りました。先生・・・・。
*
その後、北澤王子がこちらにくるりと振り返りまして、わたくしたちに御挨拶してくださいました。
なんという満面の笑み。ニコニコ仮面をかぶっているかのようなステキな笑顔です。
鼻血が出るかと思いました(すみません)。ほんとう、申し訳ないんですけれども(だれに?)、ほんとうにほんとうに好きなんですよ、わたし。近くで拝見しましたら、もっと好きになってしまいました。が、私の「好きですビーム」は気味が悪いので、あまり放出しないようぐっとこらえました。
物腰が柔らかく丁寧なので、客であるわたしたちがついお辞儀をしてしまうほど。
*
ぼーっとしているうちに、質問コーナーへ。
王子もニコニコのまま去り、ステージ上のキャストさんたちも袖へ。
そして、一番前に座っていた方もステージから袖へ。
そのときにちらりと見た横顔、それは、やっぱり、(略)。
*
質問コーナーは、オズ陛下(松下武史さん)、ネッサ(小粥真由美さん)、長島祥さん、賀山祐介さん、上川一哉さんが答えてくださいました。
なんかすっごく緊張しちゃって(わたしが)、自分の質問が読まれませんよーに、と念じました。書かなければよかったよーと。
読まれませんでした。ほっ。
他の方の質問は、「好きな映画は?」「オフの日の過ごし方は?」「好きなシーンは?」「見所は?」などなどでした。それぞれの役者さんが丁寧に語ってくださり、へーと聞き入りました。なんか・・・・本当に出てるんですか? だって普通の・・・・。不思議すぎる。
一番面白かったのは、「好きな台詞を、感情をこめて演じてください」という質問(?)。
みなさん苦悩されていて、長島祥さんが真っ先に手を上げ、
「ミ・・・ミ、ス・・・・」
とやってました。上川さんが、「それやるなよー」とおっしゃってました。すごく笑った。長島さん、とても可愛かったです。
あと、好きなシーンで、上川さんが「こうていあも」とおっしゃってました。
違うかも。
でも「こうていあも」と聞こえた。
コウテイアモって、何?
校庭アモ?
皇帝アモ?
それともハモ? 魚?
結局フィエロ登場のシーンだとあとで分かったのですが、謎です。
それにしても・・・・私をこんなにも感動させてくれる人たちなんだよね・・・・感謝感謝です。
緊張のリハーサル見学会が終わり、マブダチふうりんとオニターと共にマックへ。
あーなんかほんとうにお腹いっぱい。もう今日は十分だよ、とさえ思いましたけれどもこれから3時間にも渡ってのお楽しみが待っています。ドキドキ度アップ。
*
※ここから観劇レポートなのですが、観劇してるワタクシをレポートします。だから面白くもなんともないですよ。
最前列、センターの下手から2席目に座ったのですが、もう心臓がバクバク。
近いー。怖いー。
ど迫力でした。
やがて、とうとう登場。やっと登場。待ってましたの登場。
濱田めぐみさん、あらわる。
場内に拍手が沸きあがりました。
わたしはほんとうに濱田めぐみさんにパワーをいただいています。みんなそうだと思うけれども。そういう女優さんを私は見たことがなかったので、圧倒的な存在感として私の中で輝いているのです。がんばるぞ、と思えたり。
そんな自分を「どうしようもない大人だなー」と呆れつつ、湧き上がる感情をこらえることはできませんでした。
待ってたんです(涙)。
またここで、濱田さんのエルファバが観られることを。
年末から、ずーーーーっと。
必死で脚本書いたり、風邪引いたりしながら、ずーーーーっと。
心臓のバクバクが激しくなる頃、ちょうど私の目の前に濱田さんが移動してきて、もう本当に手が届きそうなところで歌っています。いや、ここで歌われることはわかってはいたのだけれども、この圧倒のされかたは、暴力的でさえありました。わたしには。がつんと。
今、この瞬間は夢?
この瞬間をずーっと止めることはできる?(できない)
ああ、時間よすぎないで! と思ったとき、こともあろうか!
私の体に異変が。持病です。まさかの発作です。誰にも気づかれてはいかん。周りのどの人にも迷惑をかけてはいかん。頭ひとつ動かしてはいかん。そして、この舞台から一瞬たりとも目をそらしたくない。
そこから私の命がけの観劇へと突入しました。
(中略)
段々とお薬が効いてきまして、一幕目の終盤はようやく落ち着いてみることができました。
ほんとうに反省・・・・(泣)
Defying Gravityでは、涙を止めることはできませんでした。
この感動があったから、今の私があるんだよね・・・・。
*
休憩時間にお水を飲んで落ち着いて、二幕目はまたもやオズの国に迷い込みました。
今回の舞台で、わたしにとってもう脳内に永久保存しておきたいシーンができました。
今まで14回観てますが、その中でももうピカイチに素晴らしかった。ほんとうにほんとうに美しくて切なくて心に響いた。魂を揺さぶった。
それは、フィエロとエルファバの「二人は永遠に」です。
この日のこのナンバーは決して決して忘れないと思う。
何度も「神」とか書いて、「こいつだいじょーぶかよ」って感じですが(だいじょーぶじゃないですよ)、このシーンはなんかもう、さらに神が降りてました。
濱田めぐみさん、北澤裕輔さんの美しい歌声と演技が、なんだかもうこの世のものではないかのような煌きを放って見事なハーモニーを生み出し、観てはいけないものを瞬きせずに見てしまった、と思いました。この曲だけにチケット代出してもいいですよ。安いくらいですよ、というほどの。ほんとうによいものを観ました。伝わった。
またもや、「お願いだから時間よすぎないでくれ!」と念じました。
ほんとうに素晴らしかった。
自分のボキャブラリーのなさを呪う。
*
素晴らしい時間は刻々と過ぎ、気づけばカーテンコール。
ほんとうにありがとう、と思いました。
ほんとうにいろんなことや、いろんなひとに、ありがとう、と思って。
なんか、すっごいものを観せてくださって、ほんとうにありがとう。
たぶん、今まで観た中で最も感動的な舞台だったし、最近過ごした中で最も幸せな時間を過ごすことができました。命がけで観たのも初めてだったけれども。
世界はとっても広い。人類の歴史はとっても深い。
今、この瞬間、この小さい日本という国の中の、東京という都市の中の、汐留という街の、ひとつの劇場で、今日のこの日に時間を友達や妹と過ごせたこと、そこに大好きな舞台があり、音楽があり、色彩があり、大好きな役者さんが立っていたこと、すべてが奇跡なんだな、と思えました。
て、すっごい広い話になっちゃってますけど。
普段の日常だって、そうなんだな、と改めて。
どの瞬間も、そうかも。
どんな小さな一秒も、どんな小さな出来事も、奇跡なんですね。
と、思える舞台と出会ったのがちょうど一年前で、ほんとうにこれこそ奇跡だったなーと思うのです。この年になって、あるひとつのお芝居でこんなにも人生観が変わることがあるとは思ってもいなかったんです。そういうのって高校生くらいまでだと思ってた。
それに、わたし、文字通りこのおかげで生還しましたので。
しかと受け止めました。放出されたパワーを。充電できました。
あと5年くらいは霞を食って生きていけます(嘘)。
でも。ほんとうに。
どうもありがとうございます。
*
はー。
やっぱりレポートは苦手です。ほんとうにごめんなさい、読んでくださった方(が、いたら)。
さて、夕飯の支度をします。
母に風邪がうつりました。
野菜たっぷりお粥を作ってやろうと思います。
おわり。
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