しとしと雨の一日。好き、こういう天気。
雨があがったその一瞬がたまらない。雨の湿った土の匂い、木々から生みだされる濃厚な空気の重さ。肺がラク。そして、霞んだ景色の中に、鮮やかな花びらが浮かんだりして。6月は文字通りみずみずしくていい。
*
本日は病院デイでした。
病院は生まれ育った町にありまして、その町にある小さな神社が私にとって、流行り(?)の言葉で言うなら「パワー・スポット」。
ここに来るとホッとします。
町の人がときたま訪れるだけの、木々にぐるりと囲まれた、ちょうど良い感じに野花の咲くこじんまりとした神社です。
草木の中にベンチがあり、そこで本を読んだりぼーっとしたり。すごく気持ちが良いのです。
あじさいがたくさん咲いていました。
マイカメラを持っていくのを忘れましたが、色々撮ってみました。
最後のは「ちょうど良く」咲いている野花。「植えましたよ」という感じじゃないのが、好き。
この季節は何もかもが目についてしまう。帰り道も色々撮ったよ。
幼稚園の柵に咲いていた、幼稚園ぽい可愛いお花。
ハート型の葉っぱ。
うちの花壇の隅っこに咲く花。
歯医者さんに行く途中にみつけた、駐車場の脇にぽこっと咲いていた小さなムラサキのお花。
・・・・そう!!
普段の病院から戻ってすぐ、私は意を決して歯医者さんへ向かったのであります。
今気づいたが、「歯医者さんに行く」って変な言い方だね。でも「歯科に行く」とはあまり言わないなあ。どうでもいいけれど。
数週間前から奥歯が痛み出して、それが取れない。最初は肩こりのせいだと自己診断をして、次は自然治癒力だ、と無理に自分を信じてみた。が、痛みは取れない。いっこうに取れない。
会社の上司や同僚、シナリオ学校の仲間にも「歯医者いきなさい」と強く勧められまして、こりゃもう覚悟しなくてはいけないか、と。
歯医者さん、嫌いです。恐ろしいったらありゃしないです。
緊張しまくって向かったのですが、見ていただいたところ、虫歯はないという。
ほっ・・・・。で、でも痛いんですけど!!!!
「虫歯はないんですが・・・・」
おびえる私に先生が尋ねました。
「最近、とても疲れていませんか?」
え。
歯医者さんでそんなことを聞かれるとは思っていなかった。
午前中に行った病院でその話をしたばかりです。
気分は別段悪くないし、忙しいとも思ってないんだけど、なんか体がだるいんですよね、肩こりとか頭痛とか目眩とか眠りが浅いとか。でも元気なんですよ。・・・・と、そう話した。
歯医者さんいわく、
「疲れが歯茎に出ている」
とのこと。なんじゃそりゃ、と思ったら、歯茎全体が腫れているのだそうだ。そして、虫歯だと思った部分が炎症を起こしているらしい。
結局、ゴマキに似ているお姉さんに歯周ポケットのチェックと歯石取りをお願いし、お薬を塗ってもらって終了。
「ゆっくり体を休めて、睡眠をとってください。栄養ドリンクとかも飲んでいいかも」
と言われました。歯医者さんで栄養ドリンクを勧められたのは初めてです。
何はともあれ、虫歯でなかったのは本当にラッキーだった!!!!
あの、ちっとも改善されない(と私は思っている)キュイーーーーーンという音を聞かないで済んだのも、歯を削られる暴力的治療(と私は思っている)から免れたのも、ラッキー。ああ、神様ありがとう。
しかしながら本当に気持ちは元気なんですよね。
昨日から本復帰となったシナリオ学校も楽しいし、勉強をまた始められたことが嬉しいし、まあ会社は色々だけど、眠れないほどではないし(なので寝つきが悪い、眠りが浅い理由がさっぱり分からない)。
うーん、体は疲れている様子。
午前中の病院の先生の話では、何しろ気候の変化が今年は厳しいので、それが一番かもねーとのこと。朝晩冷えますもんね。急に暑くなったり寒くなったり。みなさんも気をつけてください。
*
昨日、直属の上司が言いました。
私は週3日しか職場に行っていません。そしてそのことを「甘えてるんじゃないかなあ」とか「悪いなあ」と思っています。
上司は、突然言いました。
「のぎくさん、1日置きの週3日勤務って、よっぽどの精神力がないとできないんだよ。週5日だと惰性で通える。でも、1日ごとに休みと出勤が繰り返されるのは、気合を入れないと僕にはできない。
のぎくさんは知らないと思うけれど、あなたは強靭な精神力の持ち主なんだよ」
と。「だから、夢も叶えられるから、どんどん書きなさい」とまで。
腰を抜かすかと思いました。
きょ、強靭な精神力。
私とは一番縁のない言葉でありんす。
そして何よりも、上司のその捉えかたに、どえらく感動してしまいました。
私がもしも私の上司だったなら、
「ちっ、週3日しかでてこないで・・・・5日出てきやがれ」
とか思っちゃうのに・・・・。
やはり自分が強靭な精神力の持ち主とは思えませんし、どう逆立ちしてもやっぱり精神力はむしろマイナス、なのですが、上司の物事の捉えかたと、恐らく私の気持ちを察して伝えてくれた優しさに、私はとても心を動かされてしまったのでした。尊敬。あんど、感謝。
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